介護・福祉業界のSDGS

コロナ禍がひと段落し、4年ぶりくらいに福祉用具発表会、展示会が全国で開催されるようになってきました。

福祉用具メーカーはコロナ禍でも新商品開発はしていたものの発表する機会も少なく新商品自体を遅らせてる会社もありました。私も4年ぶりくらいに新商品発表会や展示会に足を運ぶことが増えてきて少しずつ日常に戻りつつある実感がわいてきます。

コロナ禍でリモートやICT化が進み発展目覚ましいのかと期待を持ちつつ会場に行きましたが4年前とほぼ変わらず残念な思いをしたのも事実です。

福祉用具自体は世界でもトップクラスの商品数、機能性、快適性を誇っていると思います。が、SDGSの観点からいくと世界から大幅に遅れをとっているどころか20年前から前進してないのが実感です。

私は展示会でメーカー担当者にSDGSについて取り組まれてることありますか?と尋ねてみると二酸化炭素排出量削減、部品共有化、大量生産などもっともらしいことの返答があります。

どこの福祉用具メーカーも中古品下取りして再利用、再資源化してます。と返答する会社はありません。むしろアメニティのように中古品を再利用、再生、再活用してる会社を古臭く、貧乏くさく思ってることもあるでしょう。

福祉用具は新品から5年~10年も経てば耐用年数、故障リスクを理由に買い換えを勧められます。

アメニティはもったいない!まだ、使える!安いレンタル金額で!をモットーに活動しています。それはSDGSの持続可能な活動でも、経済的な観点からも正しいことだと信じているからです。こうしなければ企業としても社会の一員としても生きていくことはできないからです!

福祉用具メーカーをいずれこの流れには逆らえなくなるでしょう!介護・福祉業界の発展を期待して努力していきたいと思います。

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