安い、速い、便利の追求

ひと昔前、安い!、早い!、美味い!牛丼チェーンのキャッチフレーズが流行ったころ東洋大学に通いギュウギュウ詰めの満員電車に揺られるモーレツ会社員を見てきた。時間、お金をムダにできない都会人には刺さる言葉だった。

そのキャッチフレーズをふと思いだしアメニティでもレンタルでこんなできないかと思いやってみたのが10年前のことである。時は流れ世界情勢とともに円安、物価高、人件費高騰、人手不足により安や、スピードを売りにする言葉が消えていったのはいつからだろうか?

アメニティはこの理念は捨ててはいない。なぜなら高価な福祉用具を安く、早く、便利に使いたい人のニーズは消えることなくさらには増すばかりだからだ。

介護保険改定のたびに予算は削られ、サービス低下につながる傾向にある。介護保険外で保険並みの負担金でレンタルすることがアメニティの最重要課題である。しかし、この理念にも崩れかねない事態も起きている。安く借りれて当たり前、すぐ対応して当たり前、故障して無料で当たり前という考え方の利用者が増えてきてるのが心配です。

アメニティを支えてくださるのは利用者、お客様であることは無論ですがそれに対応してくれるスタッフはそれ以上に大切にしなければいけません。そのスタッフの肉体的、精神的負担が増えるようならお客様へのレンタルもお断りするケースを出てくることもご理解の上お取引頂きたいと考えています。

安い、早い、便利をなるべく維持していくのもスタッフの協力、努力の上に成り立ってます。ご利用のお客様のご理解をよろしくお願いします。

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